ぼろサーバ改め新サーバの作成-その3-2

■インストール後にすること-2 ネットワークの設定 サーバーにするために固定IPをふる。インターネットには、ルーター経由で、LAN接続しているので、ルータの設定を参考にして、固定IPアドレスをどうするか決めて、それを設定 … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その3-2” の続きを読む

■インストール後にすること-2 ネットワークの設定
サーバーにするために固定IPをふる。インターネットには、ルーター経由で、LAN接続しているので、ルータの設定を参考にして、固定IPアドレスをどうするか決めて、それを設定する。
設定は、gnomeのデスクトップなら、「システム」->「管理」->「ネットワーク」と選択すると、ネットワークの設定ができる。

ネットワーク設定が出るので、「デバイス」タブをくりっくして、eth0がきちんと認識されているかを確認、そして「編集」をクリックすると、eth0の詳しい設定が出来る。

イーサーネットデバイスが表示されたら、「コンピュータの起動時にデバイスを起動」にチェックを入れる。サーバーなので、起動時に自動的に起動したほうがいいので...。また、固定のIPアドレス設定をクリックして、アドレス・サブネットマスク、デフォルトゲートウェイアドレスを設定。1番目のDNSも設定。

再起動してみて、ネットワークが安定しているか試してみる。FireFoxなどで、インターネットアクセスしてみれば、簡単にOKかどうか分かる。

うまく接続出来てないときは、右上のネットワークのアイコンを右クリックして、接続できているか確かめる。うまくいかないときは、上記ネットワーク設定を確認してみる。

■SSHによるLAN内リモート接続
ネットワーク接続が安定してきたら、Tera TermからLAN内よりのリモート接続してみる。
接続できたら、リモートからサーバが色々管理できる。

ユーザでログインし、su – でrootにログイン

ログイン出来たら、アップデートを実行じておく。

アップデートが終わるまでしばらく待つ。

■ntpdで、時刻合わせ
サーバなので、時間がずれるのはちょっとこまるので、ntpdで自動的に時刻を合わせ続けるようにしておく。
まずは、yumでインストール

もう、はいっていたようだ。
つづいて、時刻を合わせる先、日本標準刻のサーバの設定。
http://www.jst.mfeed.ad.jp/のサーバを使わせてもらう。
viで、/etc/ntp.conf を編集。
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp

を追記、Fedoraの方はコメントアウトしておく

設定がすんだら、起動。

しばらくしてからntpq -pで、どのくらいあってきているか確認してみる。

自動起動するよう設定。

■lm_sensorsで、サーバのハードの管理
まず、yumでインストール

インストールが終わったら、sensors-detectで、ハードの認識。だいたい「enter」キーを押すとよい。

認識が終わったら、sensorsコマンドで、マザボやCPUの状態が見れる。

■VNCサーバのインストール
SSHで、コマンドラインでリモート操作はできるが、gnome経由で、グラフィカルにリモート操作できるようにする。VNCサーバーを使っている。まず、yumでインストール

yum -y install tigervnc-server

VNCクライアント(Viewer)を持ってくる。

RealVNC(http://www.realvnc.com/)から
ダウンロード
VNCサーバの起動
VNCサーバを起動し、画面サイズを800×600にする#

# vncserver -geometry 800×600

パスワードを聞かれる

You will require a password
Password:
Verify:

VNCサーバが起動する。
ファイアーウォールが稼働しているときは、穴を開ける。
「システム」->「管理」->「ファイアーウォール」と選択する。ファイアウォールの設定が表示されたら、左にあるその他のポートをクリックする。そして、右の追加ボタンをクリック。

VNCが使用するポートは5901から、使う分だけで設定する。

これで、サーバー側での設定は終わり。
クライアントに移動して、
VNC Viewerを起動して、接続先の「DNS名かIPアドレス」 「:」 「ディスプレイ番号」
を入力。
ディスプレイ番号は、1つしかVNCサーバを使っていない場合は、たいてい1。

接続出来た。これで、gnome経由のグラフィカルなリモート操作も可能。

ぼろサーバ改め新サーバの作成-その3-1

■インストール後にすること-1 インストールが終了し、再起動し、Fedora13が起動したら、インストールはうまくいっている。うまく起動すると「ようこそ」の画面が出るはず。「進む」をクリック。 次に、ライセンスの説明がで … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その3-1” の続きを読む

■インストール後にすること-1
インストールが終了し、再起動し、Fedora13が起動したら、インストールはうまくいっている。うまく起動すると「ようこそ」の画面が出るはず。「進む」をクリック。

次に、ライセンスの説明がでる。Fedora13はGNU General Public License version 2 のライセンスの制限や義務がある。確認して「進む」をクリック。

次は、ユーザーの設定。ユーザーはあとで追加出来るが、最低1つは作っておかないといけない。ユーザーの設定がすんだら、「進む」をクリック。

次は、日付と時刻。マザーボードの日付があまりに違っているときは、合わせておく。正確に合わせるのはあとでntpdでやるので、大体の時間でいい。

次は、ハードウエアのプロファイルを送信するかどうか。ここは、「プロフィールを送信しない」にチェックを入れて、「終了」ボタンをクリック。

「プロフィールを送信しない」を選択していると、考え直すかどうか聞いてくる。「いいえ、送信しません」をクリック。

すると、ログイン画面になる。先ほど作成した、ユーザーを選択し、パスワードを入力、「ログイン」ボタンをクリックすると、ログイン出来るはず。

これで、インストール完了!!。

ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2-2

■Fedora13のインストールの詳細-2 つづいて、インストールタイプの指定になる。 新規インストールなので、一番上の「全ての領域を使用する」を選択。そして、下の「パーティションレイアウトの再確認と変更」にチェックを入 … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2-2” の続きを読む

■Fedora13のインストールの詳細-2
つづいて、インストールタイプの指定になる。
新規インストールなので、一番上の「全ての領域を使用する」を選択。そして、下の「パーティションレイアウトの再確認と変更」にチェックを入れておくと、あとで、色々パーティションを変更したいとき便利。

「パーティションレイアウトの再確認と変更」にチェックを入れておくと、下のようなパーティション内容が表示される。最初はrootのみだが、/homeや/varなどを別に作ってもよい。この場合、/の選択し、下の「編集」ボタンをクリックして、領域を減少させてから、あいた部分に「作成」で新しく作ると良い。

次へをクリックすると、フォーマットの警告が出る。「フォーマット」ボタンをクリックする。

つづけて、「変更をディスクに書き込む」のボタンをクリック

とHDDのフォーマットが始まる。しばし待つ。

次は、ブートローダー。今回HDDに新規にインストールしているので、特に変更はない。「次へ」をクリック

フォーマットが終わると、次は、インストールするソフトウエアの選択だ。今回は、WWWサーバが目的なので、「Webサーバ」を選択。下の、「今すぐカスタマイズする」をクリックしておく。後でゆっくり入れてもいいが、ここでいれておく。

「今すぐカスタマイズする」をクリックしておくとインストールするソフトの選択になる。最初は、「ディスクトップ環境」。ここは「gnome」をチェックグラフィカルディスクトップも入れないでおく方法もあるが、あとで、VNCでリモート操作をしたいので、入れておく。やはりGUIの方が、普段なれているので、操作しやすいというのもある。

次は、「アプリケーション」これは、サーバなので、最低限にしておく。「エディタ」は必須だな。色々設定をいじくるとき便利に使える。「グラフィカルインターネット」もあると、回線の接続チェックなどのとき便利。

次は、「開発」。サーバーで開発することはないと思うので、ここは、アップデートや追加インストール時に必要な「開発ツール」や「開発ライブラリ」を選択。

次のサーバは、稼働させるサーバを選択。今回は、Webサーバはもちろん、Windows用ファイルサーバ、それに、サーバ設定ツールも入れる。これがあるとサーバ設定がGUIで出来て色々便利。

次は、「ベースシステム」。ここは、「システムツール」や「ハードウエアサポート」にチェックを入れる。Javaは必要だったら入れる。「X Window System」は当たり前。

その他、「ベース」や「入力メソッド」、「管理ツール」にチェックを入れる。入力メソッドは、サーバとはいえ、ちょっとした時、日本語が使えると便利。

次に「言語」は特に何も追加はなくてもよい。

終わったら、下の「次へ」ボタンをクリックすると、インストールが始まる。まず依存関係のチェック。

その後、パケージのインストールが始まる。ここも時間がかかるのでしばし待つ。

インストールが終わると、再起動になる。

ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2-1

■Fedora13のインストールの詳細-1 Fedora13のDVDイメージをダウン後、DVDに焼いてPCにセット。DVDより起動させると、インストーラが起動する。今回64bit版にした。 起動すると、まず、DVDメディ … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2-1” の続きを読む

■Fedora13のインストールの詳細-1
Fedora13のDVDイメージをダウン後、DVDに焼いてPCにセット。DVDより起動させると、インストーラが起動する。今回64bit版にした。
起動すると、まず、DVDメディアのテスト画面となる。ここは、「Skip」でいい。

今回、インストーラはグラフィカルで起動。CPUは3GHzだし、グラフィックもオンボードながらATI Radion HD4200相当で、HDMI出力もできるので、余裕だし、メモリーも1GBでこれも余裕だ。グラフィカルインストーラは、グレーを基調としたカラーリングに変更された。おとなしい画面になった。「Next」ボタンをクリック。

次は、言語の選択。これは「日本語」を選択し、「Next」ボタンをクリック。

次は、キーボードの選択、これも、「日本語」を選択し、「Next」ボタンをクリック。

と、ここまでは、以前と同じだったが、これからがちと違うようになった。インストール先の選択。ここは、上の「基本ストレージデバイス」を選択。下はどうもメインフレームを使っているいるときのようだ。

と、次はエラーが出た。これは、新品HDDを使ったせいだ。MBRに何もかかれていないからだろう。これは当然「全てを再初期化」をクリック。

次は、ホスト名。ドメイン名が決まっているときは、入力。LAN内でのファイルサーバなども場合も、なにか入れておくと、Windows側から分かりやすい。

次は、タイムゾーン。これは「アジア/東京」。通常はこれでOKだが、WWWサーバやメールサーバーで、海外とのやりとり多い場合、時差が発生するので、下の、「システムクロックでUTCを使用」にチェックを入れておく。それ以外は、チェックははずしておいて、日本のローカルタイムで運用すればいいだろう。

つぎは、rootのパスワード。パスワードは重要なので、パスワード作成ツールなどを使い、出来る限り複雑なものを作っておいた方がいい。

つづく...。

ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2

■ OSのインストール ハードが準備できたので、つぎはOS。もちろんLinuxだが、Fedora13の64bit版にしてみた。CPUの性能をフルに発揮させ、セキュリティの面でもなにかと都合がいい。 最近は、サーバ用OSと … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2” の続きを読む

■ OSのインストール
ハードが準備できたので、つぎはOS。もちろんLinuxだが、Fedora13の64bit版にしてみた。CPUの性能をフルに発揮させ、セキュリティの面でもなにかと都合がいい。
最近は、サーバ用OSというとCentOSという呼び声も高い。また最近売り出し中のUbuntuなどもある。しかし、REDHAT時代から使ってきて、Fedoraで採用された仕組みは、そのうちRedhatのエンタープライズに採用されるとのことなので、Fedoraに執着している次第。
早速、ダウンしていた、Fedora13の64bitのDVDのISOをDVDに焼いてインストール。手順はFedora12とほとんど同じなようだ。そしてめでたくインストール終了。

インストール手順はそのうちに...。

そして、インストール後、VNCサーバと、lm_sensors、sambaにて共有のテスト、NTPDで時刻の合わせなどを行った。
Apacheもインストール時に、wwwサーバを選んだので、めでたく稼動と、ここまでは順調。