バスレフポートをフロントへ

バスレフポートのフロントへの移動

バスレフポートは裏側に付けていたが、スピーカーの口径が小さいので、低音は圧倒的に音量不足になる。それを少しでも補おうと、裏側に設置していたバスレフポートを表側に移動した。

バッフル板に穴あけ加工

こういう時の為に、エンクロージャーは組立時木ねじのみで組み立てていたので、フロントバッフル板を外すのは簡単。スピーカーユニットもねじ止めなので、これも外して穴あけ加工。もう一度組み立てなおした。

穴あけ加工用図面

もとあった裏側のバスレフポートは最初ボール紙でふさいでいた。ボール紙が振動してパッシブラジエーターとして働くかなと思ってこうしてみた。

パッシブラジエーターも装着

しかし、やはり本物のパッシブラジエーターを付けた。やはりこちらの方が効果がはっきりわかる。

急いでボール紙をはがしたので、結構汚くなってしまった。そのうち磨くなりなんなり何とかしよう。塗装もまだなので、塗装時に綺麗にすればいいかなあ。

改造結果

まだまだエージング中だが、バスレフポートを前に持ってきて、裏側にはパッシブラジエーターを装着して、結構低域が補強されて、随分良くなった。以前は、どうも中高域がふらふらと広がっているだけみたいな感じだったが、低域が良くなったためか安定した音が出るようなった。普通のスピーカーの音になった。

エージングが進むとまた変わってくるかもしれない。しかし重低音はやはり無理で、20Hzは全然ダメ。コーン紙が震えているのは分かるが、圧倒的に口径が小さいので無理。30-40Hzあたりもダメだが、50Hz位からは段々聞こえ出し100Hz近辺は結構健闘している。パソコンの脇に置いて、youtubeなど動作再生での音などなら十分問題なく聞こえている感じだ。ハイレゾ音楽再生とかになると、やはり差が出る。比べる相手がJBLの4312とかなので、価格的のも圧倒的に不利なので当たり前だなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FX-502JのOPAMP交換

交換について

この前から自作スピーカーのエージングに使っているアンプFX-502Jだが、エージング中にいじるのもどうかともおもったのだが、初段のOPアンプをテキサスのNE5532からかの有名なMUSES8920へ変えてみた。

交換前

テキサスインスツルメンツのNE5532がDクラスアンプTPA3116の前段についている。昔は、フォノアンプに使ったり、ヘッドフォンアンプに使ったりと、便利に使えるオペアンプだ。

日清紡マイクロデバイスのMUSES8920へ差替え。ソケットがついているので、抜き差しするだけ。

結果

結果はやはりMUSESの方が音がどっしりして、中高域につやがでて、低域の押出が良くなった。とはいえこれまたエージングが必要だろうけれども。自作スピーカもエージングが進んでいるが、どうも中高域にピリキリ感があった。これはケプラー素材のせいかと思っていたが、今回MUSESに変えたことでこれがなくなった。また小口径なので低音の伸びが悪いのだが、これは仕方がないと思っていたが、MUSESに変えたことで低音の伸びが少しは改善したようだった。これは良かった点。まだまだ両方ともエージング中なので、今後どうなるかまあ楽しみ。

MUSES8920について

MUSES8920は2回路入りJ-FET入力オペアンプで、多くのオーディオ機器への搭載と、多くのオーディオファンに”真実の音”を提供することを目的として開発された、MUSESシリーズのマスプロダクションモデル。これまでMUSESシリーズで求めてきた高音質を踏襲しながら、よりクリアで立体的なサウンド再現と高い生産性を両立させた。

 

今後の展開

FX-502Jもコンデンサーの交換など、いじりどころ満載。まあそのうちあちこちいじってみよう。もともと五千円台のアンプ、こうやっていじって行って、部品代がどんどん増え、そのうち1万~2万~∞万となってゆく。音がいい部品にするので仕方がないけれども。じゃあ最初から高いのを買えとの声も聞こえそう。

 

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