sambaのインストール

Ubuntuへsambaのインストールの備忘録

今回ローカルネットワーク内の誰もが読み書き可能で、ユーザー認証を必要としないフルアクセスの共有フォルダーを設定。

まず、ファイアウォール等の動作チェックをしておく。Ubuntuの場合動いてないことが多いのでそのままでいい。

:~$ sudo iptables -L
[sudo] kawa のパスワード:
Chain INPUT (policy ACCEPT)
target prot opt source destination

Chain FORWARD (policy ACCEPT)
target prot opt source destination

Chain OUTPUT (policy ACCEPT)
target prot opt source destination
:~$
:~$ sudo ufw status
状態: 非アクティブ

そして、sambaのインストール

~$ sudo apt install samba

インストールが終わったら、つづいて、samba用の公開フォルダーを作成。

:~$ sudo mkdir /home/share
:~$ sudo chmod 777 /home/share

つづいて、sambaの設定ファイルをいじる。エディタのviかnanoを使って設定を変更する。以下nanoの場合。

:~$ sudo nano /etc/samba/smb.conf

設定ファイルが表示されたら、以下のところを変更する。

[global]
unix charset = UTF-8  <ー追加
dos charset = CP932  <ー追加
## Browsing/Identification ###
# Change this to the workgroup/NT-domain name your Samba server will part of
workgroup = XXX   <ーワークグループ名
# server string is the equivalent of the NT Description field
server string = %h server (Samba, Ubuntu)
netbios name = YYY   <ーネットバイオス名
#### Networking ####
# The specific set of interfaces / networks to bind to
# This can be either the interface name or an IP address/netmask;
# interface names are normally preferred
interfaces = 127.0.0.0/8 192.168.0.0/24   <ーネットワークの範囲に合わせる
# This option controls how unsuccessful authentication attempts are mapped
# to anonymous connections
map to guest = bad user    <ーここは#があったら削除

最後の行に追加で共有の設定を書く

[share]
path = /home/share
writable = yes
guest ok = yes
guest only = yes
force create mode = 777
force directory mode = 777

終わったら、書き込んで(Ctrl+0)、終了する(Ctrl+X)

つづいて、sambaの再起動

kawa@balthazar:~$ sudo systemctl restart smbd

sambaの稼働状態のチェック。
kawa@balthazar:~$ sudo systemctl status smbd

つづいて、samba用のユーザーを作っておく。一応ファイルのアクセスは自由に設定しているが、Windows側から見ようとすると、時々IDやパスワードを聞かれることもある。その時これを使う。ユーザーの名前はなんでもよいが、今回は分かりやすいようsmbusrとした。

:~$ sudo adduser smbusr

:~$ sudo smbpasswd -a smbusr

 

これで、ubuntu側の設定は終了。Windows側からネットワークアクセスしてみる。ubuntuで設定したIPアドレスを入力する。

 

netbios名でもアクセスできるはず。

 

#Ubuntu #samba #install

 

 

 

Ubuntu インストール後2

Ubuntuインストールの備忘録 その3

〇ディスプレイの解像度を合わせる

まず、画面の解像度が使用しているディスプレイの解像度にあっているか確認する。インストーラの自動認識では違っていることも多いので、画面の真ん中で右クリックするとメニューが出るので、「ディスプレイの設定」選択。

すると、ディスプレイの解像度の設定ができるので、使用しているディスプレイに解像度を合わせる。

〇よく使う「端末」を呼び出す。

Linuxを使っていると、どうしてもコマンドを打たないといけないことがある。例えばsambaの設定もそうだ。なので、コマンドを入力する「端末」を呼び出す。

左下の「アプリケーションを表示する」アイコンをクリックすると、現在インストールされているアプリが画面に表示される。

「端末」はさらにグループ化された「ユーティリティ」の中にある。アプリは沢山あるので、一度に表示はできないので、マウスのホイールを使って画面を変えて見つける。

「ユーティリティ」が見つかったら、クリックする。するとその中もまた1画面に収まっていないので、またマウスホイールで探す。

「端末」が見つかったら、クリックする。

「端末」が表示された。

画面左側にあるバーの事をUbuntu Dockといいます。アプリケーションを起動するためのランチャーであり、起動しているアプリケーションのアイコンを表示するタスクバーでもあります。そこに新しく「端末」アイコンも出ていると思います。

そこで、端末をすぐ起動できるようにUbuntu Dockに「端末」を登録しておきます。Ubuntu Dockの「端末」のアイコンの上でマウスを右クリックします。

そして、「お気に入りに追加」をクリックします。これで、いつも「端末」アイコンが表示されるようになります。

また、キーボードショートカット[Ctrl]+[Alt]+[T]を押せば、いつでも端末を開くことができます。キーボード操作が好きな方はこちらがいいかもしれないです。

#Ubuntu #Ubuntu20.04 #Linux #Install #端末 #Terminal #コマンド #Command #UbuntuDoc #お気に入り

Ubuntu インストール後1

Ubuntuインストールの備忘録 その2

インストール終了後、無事再起動すると、ログイン画面になる。

インストール時に設定したIDとパスワードでログインする。

もし、この画面がでないとインストールに失敗している。もう一度インストールDVDから起動してインストール自体をやり直すこととなる。インストールの条件(その他のオプションやHDDのインストール法など)を色々変えて試すこととなる。

さて、ログインがうまくゆくと、オンラインアカウントへの接続の設定になる。LAN内のNASなので、ここはスキップした。通常の用途の場合は使っているオンラインアカウントで接続しておくのがいいような。

次に、Ubuntuの改善を支援するかどうかになる。「はい」にしておいた。「次へ」クリック。

次は、プライバシーの設定。これはGPS等もないので、またアプリもNASではあまり使わないので、位置情報はOFF。センサーがあるマシンならONにしてもいいかと。

これで、インストール後の設定は完了。追加のアプリのお勧めが出る。必要だったら入れておく。その他のアプリも左の橙色とAの文字のアイコンのソフトウエアからいつでも入れられので、後で追加してもよい。

現在入っているアプリは、左下のアイコンをクリックすると、表示できる。

 

 

#Linux #Ubuntu #Ubuntu2104 #Install

ぼろサーバ改め新サーバの作成-その3-1

■インストール後にすること-1 インストールが終了し、再起動し、Fedora13が起動したら、インストールはうまくいっている。うまく起動すると「ようこそ」の画面が出るはず。「進む」をクリック。 次に、ライセンスの説明がで … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その3-1” の続きを読む

■インストール後にすること-1
インストールが終了し、再起動し、Fedora13が起動したら、インストールはうまくいっている。うまく起動すると「ようこそ」の画面が出るはず。「進む」をクリック。

次に、ライセンスの説明がでる。Fedora13はGNU General Public License version 2 のライセンスの制限や義務がある。確認して「進む」をクリック。

次は、ユーザーの設定。ユーザーはあとで追加出来るが、最低1つは作っておかないといけない。ユーザーの設定がすんだら、「進む」をクリック。

次は、日付と時刻。マザーボードの日付があまりに違っているときは、合わせておく。正確に合わせるのはあとでntpdでやるので、大体の時間でいい。

次は、ハードウエアのプロファイルを送信するかどうか。ここは、「プロフィールを送信しない」にチェックを入れて、「終了」ボタンをクリック。

「プロフィールを送信しない」を選択していると、考え直すかどうか聞いてくる。「いいえ、送信しません」をクリック。

すると、ログイン画面になる。先ほど作成した、ユーザーを選択し、パスワードを入力、「ログイン」ボタンをクリックすると、ログイン出来るはず。

これで、インストール完了!!。

ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2-2

■Fedora13のインストールの詳細-2 つづいて、インストールタイプの指定になる。 新規インストールなので、一番上の「全ての領域を使用する」を選択。そして、下の「パーティションレイアウトの再確認と変更」にチェックを入 … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2-2” の続きを読む

■Fedora13のインストールの詳細-2
つづいて、インストールタイプの指定になる。
新規インストールなので、一番上の「全ての領域を使用する」を選択。そして、下の「パーティションレイアウトの再確認と変更」にチェックを入れておくと、あとで、色々パーティションを変更したいとき便利。

「パーティションレイアウトの再確認と変更」にチェックを入れておくと、下のようなパーティション内容が表示される。最初はrootのみだが、/homeや/varなどを別に作ってもよい。この場合、/の選択し、下の「編集」ボタンをクリックして、領域を減少させてから、あいた部分に「作成」で新しく作ると良い。

次へをクリックすると、フォーマットの警告が出る。「フォーマット」ボタンをクリックする。

つづけて、「変更をディスクに書き込む」のボタンをクリック

とHDDのフォーマットが始まる。しばし待つ。

次は、ブートローダー。今回HDDに新規にインストールしているので、特に変更はない。「次へ」をクリック

フォーマットが終わると、次は、インストールするソフトウエアの選択だ。今回は、WWWサーバが目的なので、「Webサーバ」を選択。下の、「今すぐカスタマイズする」をクリックしておく。後でゆっくり入れてもいいが、ここでいれておく。

「今すぐカスタマイズする」をクリックしておくとインストールするソフトの選択になる。最初は、「ディスクトップ環境」。ここは「gnome」をチェックグラフィカルディスクトップも入れないでおく方法もあるが、あとで、VNCでリモート操作をしたいので、入れておく。やはりGUIの方が、普段なれているので、操作しやすいというのもある。

次は、「アプリケーション」これは、サーバなので、最低限にしておく。「エディタ」は必須だな。色々設定をいじくるとき便利に使える。「グラフィカルインターネット」もあると、回線の接続チェックなどのとき便利。

次は、「開発」。サーバーで開発することはないと思うので、ここは、アップデートや追加インストール時に必要な「開発ツール」や「開発ライブラリ」を選択。

次のサーバは、稼働させるサーバを選択。今回は、Webサーバはもちろん、Windows用ファイルサーバ、それに、サーバ設定ツールも入れる。これがあるとサーバ設定がGUIで出来て色々便利。

次は、「ベースシステム」。ここは、「システムツール」や「ハードウエアサポート」にチェックを入れる。Javaは必要だったら入れる。「X Window System」は当たり前。

その他、「ベース」や「入力メソッド」、「管理ツール」にチェックを入れる。入力メソッドは、サーバとはいえ、ちょっとした時、日本語が使えると便利。

次に「言語」は特に何も追加はなくてもよい。

終わったら、下の「次へ」ボタンをクリックすると、インストールが始まる。まず依存関係のチェック。

その後、パケージのインストールが始まる。ここも時間がかかるのでしばし待つ。

インストールが終わると、再起動になる。