Ubuntuマシンを再構築

Ubuntuマシンを再構築。

どうもHDDを入れ替えたり動作を確認したりしていたら、sambaの共有が不安定になったので、いっそうのことまたインストールしなおした。ついでにHDD起動としてみたが、起動もそれほど遅くないので、このままつかっていくことにした。せっかくのSSDは外してしまった。
インストール時にこの前までは、グラボのドライバも自動でダウンして入れるようにしていたら、今回インストーラが落ちる。なので、インストール時はそういった追加のドライバをいれないようにした。

「アップデートと他のソフトウエア」の所で、「グラフィクスとWifi・・・」のチェックを外した。

2TBのHDDをメインにしたので、これは2010年製造で48個ほど代替セクタがでているので、いつまでもつか???だけれども、今のところ調子はいい。

sambaの共有は、めんどうくさいのでパスワードなしのアクセス自由なモードにしてみた。
最初はファイアウォールが動作しているかチェック
$ sudo iptables -L
$ sudo ufw status
「状態: 非アクティブ」と出れば、動作しておらず外部からアクセス自由の状態。
そしてsambaのインストール

$ sudo apt install samba

インストール終了後、まず、/homeに共有用のフォルダーを作成。
$ sudo mkdir /home/share
アクセスモードを変更
$ sudo chmod 777 /home/share

次に、samba設定ファイルの修正(nano使用)
$ sudo nano /etc/samba/smb.conf

修正したのは以下の所

[global]
unix charset = UTF-8  <ー追加
dos charset = CP932  <ー追加
## Browsing/Identification ###
# Change this to the workgroup/NT-domain name your Samba server will part of
workgroup = XXX   <ーワークグループ名
# server string is the equivalent of the NT Description field
server string = %h server (Samba, Ubuntu)
netbios name = YYY   <ーネットバイオス名
#### Networking ####
# The specific set of interfaces / networks to bind to
# This can be either the interface name or an IP address/netmask;
# interface names are normally preferred
interfaces = 127.0.0.0/8 192.168.0.0/24   <ーネットワークの範囲に合わせる
# This option controls how unsuccessful authentication attempts are mapped
# to anonymous connections
map to guest = bad user    <ーここは#があったら削除

最後の行に追加で共有の設定を書く

[share]
path = /home/share
writable = yes
guest ok = yes
guest only = yes
force create mode = 777
force directory mode = 777

そして、sambaの起動
$ sudo systemctl restart smbd

Windowsマシンに移動して、ネットワークにUbuntuマシンのIPを入れて、フォルダーが見えれば動作OK。

インストール完了後、バックアップデータを書いたりしてテスト中。

今のところ順調に動作。SSD起動よりも若干遅いが、Linuxは軽いので、Windowsのように延々と待たされるほどではない。

 

Ubuntuにsamba – 準備

Ubuntuマシンにsamba稼働の前準備に、この前Windows10 2004のマシンで交換した古~ぃHDDを取付けた。

2TBのHDDは、やはり48個の代替セクタが出ている。

しかし普通にNTFSでマウント出来て中のデータは読める。マウントの設定だけはやっておいた。まず、ギアアイコンにてオプションの設定。

メニューから、「マウントオプション」を選択。

一番上の「ユーザーセッションのデフォルト」をオフにしておく。また、「マウントポイント」を分かりやすい物にしておく。HDDの型番にしておいた。

「表示名」も分かりやすいものにしておく。こちらもHDDの型番にしておいた。

これでNTFSのまま、マウントされて中のファイルも見える。

$ ls /mnt/hds722020 -l
合計 9
drwxrwxrwx 1 root root          0 6月 18 16:07 ‘$RECYCLE.BIN’
drwxrwxrwx 1 root root          0 6月 19 08:29 CASPER
-rwxrwxrwx 1 root root     528 6月 19 08:28 MediaID.bin
drwxrwxrwx 1 root root          0 6月 19 07:55 ‘System Volume Information’
drwxrwxrwx 1 root root  4096 7月   2 19:19  crystalreportviewers12
drwxrwxrwx 1 root root  4096 8月 17 06:55 work2

しかし、sambaでの共有ができるかは不明。なにしろ、sambaでの共有の前準備でやるchown、chmodがうまくゆかない。これは当たり前。Linuxのファイル管理とは違うNTFSのままなのだから。sambaがうまく読み書きできるかが問題。

 

Ubuntu 20.04 LTS のサーバ化設定 その2

ファイアウォールの動作確認と設定の確認。
$ sudo iptables -L

動いてはいるが、どうも設定はなし。まあ通常のインストールなので、ファイアウォールの設定はないのだろう。Centosなどは、最初から一定の設定で動いているのだが...。
ちなみにCentOS等での初期設定ではこうなっている。

さらには、Ubuntu用のファイアウォールのツールufwもためしてみた。
$ sudo systemctl status ufw
$ sudo ufw status

こちらも動いていなかった、設定もなかった。sambaを入れても問題なく稼働しそう。

Ubuntu 20.04 LTS のサーバ用化設定 その1

1.OpenSSHの動作確認。
まずはインストール。

:~$ sudo apt install openssh-server
パッケージリストを読み込んでいます… 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています… 完了
openssh-server はすでに最新バージョン (1:8.2p1-4ubuntu0.1) です。
openssh-server は手動でインストールしたと設定されました。
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

どうも、入っていはいたようだ。バージョンは?

:~$ ssh -V
OpenSSH_8.2p1 Ubuntu-4ubuntu0.1, OpenSSL 1.1.1f 31 Mar 2020

OpenSSH稼働

:~$ sudo systemctl start ssh

稼働試験、

:~$ sudo systemctl status ssh

 

Windows側からの接続試験。

 

 

PC避難解除

2階に避難させていたPCを元の1階の定位置に戻した。

それともう一つWindowsとLinuxのダブルブートはやめて、前にLinuxを入れていたスリムケースの方にUbuntuの入ったSSDを取り付け、2階の避難させていた場所に置いた。

これでWindows使用中もわざわざ再起動せずともUbuntuが使えるようになった。スリムケースの方はもともとLinuxを動かしていたが、その時は結構安定して動いていたようだったが、今回SSDをつけて起動してみると、どうも不安定。もともとマザーがオーバークロックのようにしてCPUのクロックを出していたので、それでメモリーが不安定なのかと思い、それをやめて3Ghzのきりの良い周波数にしてみた。するとまあいいみたい。UbuntuだがそのうちHDDを増設してsambaを動かしまたNASのようにしてみよう。とりあえずSSH接続だけはできるようにしてみた。

こういったサーバなら普通にできることがやはりUbuntuではなかなか普通にできない。サーバ用OSの設定ではないからだろう。まあ慌てずゆっくりやろう。