Ubuntu インストール後2

Ubuntuインストールの備忘録 その3

〇ディスプレイの解像度を合わせる

まず、画面の解像度が使用しているディスプレイの解像度にあっているか確認する。インストーラの自動認識では違っていることも多いので、画面の真ん中で右クリックするとメニューが出るので、「ディスプレイの設定」選択。

すると、ディスプレイの解像度の設定ができるので、使用しているディスプレイに解像度を合わせる。

〇よく使う「端末」を呼び出す。

Linuxを使っていると、どうしてもコマンドを打たないといけないことがある。例えばsambaの設定もそうだ。なので、コマンドを入力する「端末」を呼び出す。

左下の「アプリケーションを表示する」アイコンをクリックすると、現在インストールされているアプリが画面に表示される。

「端末」はさらにグループ化された「ユーティリティ」の中にある。アプリは沢山あるので、一度に表示はできないので、マウスのホイールを使って画面を変えて見つける。

「ユーティリティ」が見つかったら、クリックする。するとその中もまた1画面に収まっていないので、またマウスホイールで探す。

「端末」が見つかったら、クリックする。

「端末」が表示された。

画面左側にあるバーの事をUbuntu Dockといいます。アプリケーションを起動するためのランチャーであり、起動しているアプリケーションのアイコンを表示するタスクバーでもあります。そこに新しく「端末」アイコンも出ていると思います。

そこで、端末をすぐ起動できるようにUbuntu Dockに「端末」を登録しておきます。Ubuntu Dockの「端末」のアイコンの上でマウスを右クリックします。

そして、「お気に入りに追加」をクリックします。これで、いつも「端末」アイコンが表示されるようになります。

また、キーボードショートカット[Ctrl]+[Alt]+[T]を押せば、いつでも端末を開くことができます。キーボード操作が好きな方はこちらがいいかもしれないです。

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GA-H67M

この前からいじっていたUbuntu機も問題なく稼働しているので、ソフトというよりハードをいじりたくなってきた。
なのでラズパイでもと思っていたが、この前CentOSでNASを作っていた時トラブルで外してしまったGigabyteのGA-H67Mマザー、どんな具合か起動試験をしてみた。

すると、BIOSまでは問題なく起動。

ただメモリースロットが2つあるうち片方がどうも死んでいる。なのでデュアルチャンネル動作ができない。ついているCPUはPentium G630Tの省電力CPUだった。

Core i3 3240もあるのでこれと入れ替えてみたら、

問題なく動作する。ためしにSSDとDVDドライブを繋いで、メモリは片チャンなので2GBしかないので、Ubuntuなら動くかと入れてみたらこれもれも問題なく稼働。

このまま捨てておくのはもったいないなあ。メモリーも方チャンながら8GBでもはめれば、Windows10も問題なく動くかもしれない。今使っているWindows10機の片方が古いパーツ(初代Core i)で10年ものなので、Core i3 3240CPUなら3年程新しくなるし動作の具合も少しはましになるかも。そうするかなぁ。メモリーが片チャンだめというのが気にはなるが...。

 

Ubuntu – ApacheとPHPを入れる

この前からいじっている、Ubuntu2004にApacheとPHPを入れてみた。PHPで小物作った時のテスト環境にと。

まずは、Apacheのインストール

$ sudo apt install apache2

 

yキーを押して、続行。

インストールが終わったら、ブラウザーでサーバのIPを入力、サーバー本体の場合localhostと入力して、以下が表示されれば、Apacheは正常に動作している。

次に、PHPのインストール。Apacheとのつながり部分も入れておく。

$ sudo apt install php libapache2-mod-php

yキーを押して、続行。

次に、あとでmysqlを入れたときの設定に便利なPhpMyadminを使いたいので、mysqlとのつながりや、gdなどのツール類も入れておく。

$ sudo apt install php-fpm php-common php-mbstring php-xmlrpc php-gd php-xml php-mysql php-cli php-zip php-curl php-imagick

その後、インストールが終わったら、一応PHPのバージョンを確認しておく。

$ php -v
PHP 7.4.3 (cli) (built: Oct 6 2020 15:47:56) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v3.4.0, Copyright (c) Zend Technologies
with Zend OPcache v7.4.3, Copyright (c), by Zend Technologies

続いて、追加の設定(rewrite等)とApacheの再起動。

$ sudo a2enmod rewrite
Enabling module rewrite.
To activate the new configuration, you need to run:
systemctl restart apache2

$ sudo systemctl restart apache2

PHPがちゃんと入ったかどうか、テスト。info.phpというファイルをApacheのドキュメントルートに作成。

$ sudo nano /var/www/html/info.php

内容は、phpinfoを実行する簡単なもの。

<?php
phpinfo();
?>

そして、ブラウザーで、サーバーのIP/info.phpを入力して、以下のようなものが表示されたらOK。ipはサーバ本体ならlocalhostでもOK

最後に、PHPの設定をいじる。設定ファイルは、/etc/php/7.4/apache2/php.iniにあるはず。

$ sudo nano /etc/php/7.4/apache2/php.ini

今回は、扱えるファイルの容量を増やしておく。WordPress等でファイルの容量が小さいと困るので。nanoなどのテキストエディタの検索機能を使って、post_max_sizeとupload_max_filesizeを設定。

memory_limit = 128M
post_max_size = 50M
upload_max_filesize = 50M

このphp.iniは色々と設定をいじることもある。今回はこの2点だけで終わり。

最後に念のためapacheの再起動。

$ sudo systemctl restart apache2

今後は、MySQLやphpMyAdmin、WordPressなどを入れてみるかなあ。

 

Ubuntu-samba追加設定

Ubuntu機には、Ubuntuをインストールした2TBのHDDの他に、500GBのHDDがもう3台ついている。どれも古いものばかり。新しくても2014年、古いものは、2009年の製造。

CentOSでNASを作っていたときは、sambaの設定で各HDDを別々の共有領域にしていた。

今回は、こちらも面倒くさいので、/home/shareのsamba共有フォルダーに、各HDDをマウントして、sambaの最初の1つの共有のみでアクセスできるようにしてみた。

まずは、/home/shareのフォルダーの中に各HDD用のマウント用フォルダーを作成。分かりやすいように、HDDの型番の一部をフォルダー名にしておいた。

まず、/homeに共有用のフォルダーを作成。フォルダー名hdp725050の場合。
$ sudo mkdir /home/share/hdp725050

そこへ、HDDをマウント。マウントはGUIのディスクアプリから行った。

「ユーザーセッションのデフォルト」をオフにして、「システム起動時にマウントする」にチェックを入れる。「表示名」は分かりやすくするため、HDDの型番にしておいた。そして、「マウントポイント」に作った共有用フォルダーを指定する。

ただ、これだとフォルダーがユーザー専用になってしまうので、chownやchmodでsambaで共有可能なように設定する。HDD3個分を行った。

まず、/homeの共有用のフォルダーのオーナの変更。フォルダー名dt1050の場合。
$ sudo chown nobody:nogroup /home/share/dt1050

そして、アクセスの権限の設定。
$ sudo chomd 777 /home/share/dt1050

そして、sambaの再起動
$ sudo systemctl restart smbd

Windowsマシンに移動して、ネットワークにUbuntuマシンのIPを入れて、追加共有したフォルダーが見えれば動作OK。

10年物のHDDがどのくらいもつか分からないので、なんとも言えないが使える間はこれでやってみよう。一応UbuntuのNAS完成ということで。

Ubuntuマシンを再構築

Ubuntuマシンを再構築。

どうもHDDを入れ替えたり動作を確認したりしていたら、sambaの共有が不安定になったので、いっそうのことまたインストールしなおした。ついでにHDD起動としてみたが、起動もそれほど遅くないので、このままつかっていくことにした。せっかくのSSDは外してしまった。
インストール時にこの前までは、グラボのドライバも自動でダウンして入れるようにしていたら、今回インストーラが落ちる。なので、インストール時はそういった追加のドライバをいれないようにした。

「アップデートと他のソフトウエア」の所で、「グラフィクスとWifi・・・」のチェックを外した。

2TBのHDDをメインにしたので、これは2010年製造で48個ほど代替セクタがでているので、いつまでもつか???だけれども、今のところ調子はいい。

sambaの共有は、めんどうくさいのでパスワードなしのアクセス自由なモードにしてみた。
最初はファイアウォールが動作しているかチェック
$ sudo iptables -L
$ sudo ufw status
「状態: 非アクティブ」と出れば、動作しておらず外部からアクセス自由の状態。
そしてsambaのインストール

$ sudo apt install samba

インストール終了後、まず、/homeに共有用のフォルダーを作成。
$ sudo mkdir /home/share
アクセスモードを変更
$ sudo chmod 777 /home/share

次に、samba設定ファイルの修正(nano使用)
$ sudo nano /etc/samba/smb.conf

修正したのは以下の所

[global]
unix charset = UTF-8  <ー追加
dos charset = CP932  <ー追加
## Browsing/Identification ###
# Change this to the workgroup/NT-domain name your Samba server will part of
workgroup = XXX   <ーワークグループ名
# server string is the equivalent of the NT Description field
server string = %h server (Samba, Ubuntu)
netbios name = YYY   <ーネットバイオス名
#### Networking ####
# The specific set of interfaces / networks to bind to
# This can be either the interface name or an IP address/netmask;
# interface names are normally preferred
interfaces = 127.0.0.0/8 192.168.0.0/24   <ーネットワークの範囲に合わせる
# This option controls how unsuccessful authentication attempts are mapped
# to anonymous connections
map to guest = bad user    <ーここは#があったら削除

最後の行に追加で共有の設定を書く

[share]
path = /home/share
writable = yes
guest ok = yes
guest only = yes
force create mode = 777
force directory mode = 777

そして、sambaの起動
$ sudo systemctl restart smbd

Windowsマシンに移動して、ネットワークにUbuntuマシンのIPを入れて、フォルダーが見えれば動作OK。

インストール完了後、バックアップデータを書いたりしてテスト中。

今のところ順調に動作。SSD起動よりも若干遅いが、Linuxは軽いので、Windowsのように延々と待たされるほどではない。