ぼろサーバ改め新サーバの作成-その4

■Sambaサーバの設定 まず、共有するディレクトリを作成。今回は、/varの中にsambaディレクトリを作成し、その中にshareディレクトリを作成し、そのディレクトリを共有する。まずは、そのディレクトリを作成。 gn … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その4” の続きを読む

■Sambaサーバの設定
まず、共有するディレクトリを作成。今回は、/varの中にsambaディレクトリを作成し、その中にshareディレクトリを作成し、そのディレクトリを共有する。まずは、そのディレクトリを作成。
gnomeからだと、varディレクトリを開き、そこで、「ファイル」->「フォルダー」と選択し、sambaディレクトリを作成。

そして、その中に、shareディレクトリを作成する。

できたフォルダーを右クリックして、プロパティを開き、アクセス権をnobodyに設定。

つづいて、Sambaサーバの設定。インストール時にサーバ設定ツールを入れていると、GUIで、設定できるツールがある。
「システム」->「管理」->「Samba」と選択。

すると、Sambaサーバの設定が出る。ツールバーの「+」をクリックして、共有するディレクトリを設定する。
メニューからなら、「ファイル」->「共有を追加」を選択

すると、「Samba共有の編集」が表示される。ここの「基本」タブで、先ほど作った共有用ディレクトリを「閲覧」ボタンをクリックして、設定。共有名を入れる。

続いて、今回、自由にアクセスできるファイルサーバとするので、「アクセス」タブで、「不特定多数のアクセスを許可する」を選択。

設定が終わったら、「OK」ボタンをクリック。
次に、メインメニューから、「プレファレンス」->「サーバ設定」を選び、「基本」タブで、Windowsのネットワークのワークグループを設定、「記述」は、分かりやすい名前などを入れておく。

次に、「セキュリティ」タブで。認証モードを「共有」、暗号化パスワードを「はい」、ゲストアカウントを「ゲストアカウントなし」に設定。「OK」ボタンをクリック。

これで、Sambaサーバの設定は終わり。
Sambaサーバは設定ツールを使うと設定後起動しているはず。
一応、サービスで、smbとnmbの起動の設定を確認しておく。
「システム」->「管理」->「サービス」と選択。

サービスの設定が出たら、smbとnmbの起動の設定が有効か確認する。

Windowsのマシンに移動して、ネットワークにSambaサーバが表示されているか確認する。
なお、WindowsVistaやWindows7で使われているホームグループではなく、WindowsXP時代からの、「共有」の設定になるので、「ネットワークと共有センター」の「共有の詳細設定」の「ホームグループ接続」で、「ユーザアカウントとパスワードを使用して他のコンピュータに接続する」に切り替えておく。もともと、WindowsXPとVistaや7で共有している場合は、この設定になっているはず。

■Windowsマシンから見えない。もしくは見えているが、中に入れない場合、ファイアーウォールやSELinuxの設定が必要かもしれない。
ファイアーウォールを使っている場合は。Samba用に穴をあける。
gnomeのディスクトップのメニューから、「システム」->「管理」->「ファイアーウォール」を選ぶ。

「ファイアーウォールの設定」が表示されたら、「信頼したサービス」をクリックし、サービスの中から「Samba」を探してチェックを入れる。

SELinuxを使っている場合は、その設定を行う。「システム」->「管理」->「SELinux Management」を選択。

SELinux管理者が表示されたら、「ブーリアン値」をクリック、「Module」の「samba Allow samba to share any file/directory read/write.」にチェックを入れる。

samba関連のファイアウォール設定

ファイアウォールを使用しているときは、samba用に穴を開ける必要がある。 1.gnomeメニューの「システム」から「管理」、「ファイアウォール」と選択する。 2.「ファイアウォールの設定」が表示される。ここで、左上の「 … “samba関連のファイアウォール設定” の続きを読む

ファイアウォールを使用しているときは、samba用に穴を開ける必要がある。
1.gnomeメニューの「システム」から「管理」、「ファイアウォール」と選択する。

2.「ファイアウォールの設定」が表示される。ここで、左上の「信頼したサービス」をクリックする。

3.下へスクロールして、サービスでSambaの項目をクリックしてチェックを入れる。

チェックを入れたら「適用」ボタンをクリックする。

※コマンド派の方のために、iptable側でどのような設定がされたか。

# iptables -L
Chain INPUT (policy ACCEPT)
target prot opt source destination
ACCEPT all — anywhere anywhere state RELATED,ESTABLISHED

--- 中略 ---

ACCEPT udp — anywhere anywhere state NEW udp dpt:netbios-ns
ACCEPT udp — anywhere anywhere state NEW udp dpt:netbios-dgm
ACCEPT tcp — anywhere anywhere state NEW tcp dpt:netbios-ssn
ACCEPT tcp — anywhere anywhere state NEW tcp dpt:microsoft-ds
ACCEPT udp — anywhere anywhere state NEW udp dpt:netbios-ns
ACCEPT udp — anywhere anywhere state NEW udp dpt:netbios-dgm

--- 中略 ---

REJECT all — anywhere anywhere reject-with icmp-host-prohibited

Chain FORWARD (policy ACCEPT)
target prot opt source destination
REJECT all — anywhere anywhere reject-with icmp-host-prohibited

Chain OUTPUT (policy ACCEPT)
target prot opt source destination

てな感じ。

gnomeからのsamba設定

Fedora10でgnome上から簡単にsambaの設定を行ってみた。その時の備忘録。 この設定は、Windowsマシンから自由にアクセス可能な設定なので、家庭内LAN等のセキュリティ上問題がない場合にのみ使用可能。 1 … “gnomeからのsamba設定” の続きを読む

Fedora10でgnome上から簡単にsambaの設定を行ってみた。その時の備忘録。
この設定は、Windowsマシンから自由にアクセス可能な設定なので、家庭内LAN等のセキュリティ上問題がない場合にのみ使用可能。

1.gnomeのメニューのシステムから管理、Sambaを選ぶ。

2.sambaサーバの設定が起動する。まず、「共有の追加」ボタンをクリックします。

3.「Samba共有を編集」ダイアログが表示されるので、その「基本」タブで、ディレクトリを設定します。sambaで共有するディレクトリは前もって作っておくか、自分のユーザディレクトリを設定する。ディレクトリには、読み書き可能なようにパーミッションを設定しておく。
「共有名」・「記述」も必要に応じて書いておく。
「書き込み可能」・「可視」にチェックを入れておく。(LANのどこからでもアクセスOKなようにするため)
設定が終わったら「OK」ボタンをクリックする。

4.次に「アクセス」タブをクリックして、「誰でもアクセスを許可する」にチェックを入れる。
\r\n設定が終わったら「OK」ボタンをクリックする。

5.次に「プレファレンス」メニューから「サーバー設定」を選択

6.サーバー設定の「基本」タブで「ワークグループ」と「記述」を設定。記述に記入した文字が、Windows側のネットワークに表示される。設定したら「OK」ボタンをクリック。

7.次に「セキュリティ」タブで、「認証モード」を「共有」に設定。「ゲストアカウント」をLinuxのユーザに設定。設定したら「OK」ボタンをクリック。

※コマンド派の方へ上記設定で、samba.confがどう作られたか....。

[global]
workgroup = xxxx
server string = xxxxxxxxxxxx
; netbios name = MYSERVER
; interfaces = lo eth0 192.168.12.2/24 192.168.13.2/24
; hosts allow = 127. 192.168.12. 192.168.13.

[samba]
path = /home/xxxx/xxxx
writeable = yes
; browseable = yes
guest ok = yes

netbios name はコメントのまま、LAN内に98系のOSがいる場合は設定が必要かも。
browseable = yes がコメントになっている。可視にチェックを入れたときできて、ゲストをOKにしたときにコメントになったのかなあ。
それから、ファイアウォールが稼動しているときは当然穴を開けなければならない。

samba稼動、VNCも稼動

Fedora10で、sambaの設定を行った。XWindow上のsamba設定ツールを使い、共有フォルダなどを設定してOKとなった。 nmbが起動失敗して、Windowsのネットワークから消えるというトラブルも起こったが … “samba稼動、VNCも稼動” の続きを読む

Fedora10で、sambaの設定を行った。XWindow上のsamba設定ツールを使い、共有フォルダなどを設定してOKとなった。

nmbが起動失敗して、Windowsのネットワークから消えるというトラブルも起こったが、まあ順調に稼動。しばらく様子を見よう。
ついでにVNCも入れて、リモートから色々いじれるようにした。これもまあ順調に稼動。