オーバーハングの調整

アナログレコードを久しぶりに聞いているのだが、どうもレコード盤の内周あたりで音がビビるのでへんだなぁと思い、色々調整することにした。昔アナログレコードプレーヤを復活させた時は冬だったので、最近の暑さのせいで調整が狂ったのかもしれないと思った次第。特に、オーバーハングは以前は簡易的に調整していたので、今回はゲージを手作りして、調整してみた。使用カートリッジはSONY XL-15。

ネットでオーバーハングについて色々調べてみると、厚紙にミリ単位の線を描いたり、方眼紙を使ったりされているようだったが、面倒くさいので、直定規をそのまま使うことにいた。スマホの保護シールが入っていた箱の厚紙を使い、丁度穴が開いているところに、ターンテーブルのセンタスピンドルを入れるようにして、そこから測れるように直定規を固定した。オーバーハングを測る場所は諸説あるようだが、6cmと12cmの所で測ることにした。

しかし、困ったことが分かった。ヘッドシェルがAudioTechnicaのMG10を使っているのだが、これは固定用のビスがねじ穴の開いている位置で段階的にしか決められない。ピッタリのねじ穴がないのだ。仕方がないので、より近いねじ穴で固定した。もっときっちり合わせたかったら、無段階に調整できるヘッドシェルを導入しないといけない。今、エンパイヤの4000D/IIIにつけているヘッドシェルは無段階にできるので、これと交換してみるかな。

冨田勲

この前からレコードを聴いているのだが、デジタルアンプとは応急で古いピンコネクタを使っていた。これが接触が悪く、時々片チャンネル音がでなくなったりしていた。さすがに音にも影響があろうかと、接続用にRCAのピンコードとRCA … “冨田勲” の続きを読む

この前からレコードを聴いているのだが、デジタルアンプとは応急で古いピンコネクタを使っていた。これが接触が悪く、時々片チャンネル音がでなくなったりしていた。さすがに音にも影響があろうかと、接続用にRCAのピンコードとRCAピンコネクタを購入。

すると、またまた音がよくなった。細かい音が聞こえるようになったようだ。いままで聞いていなかった、「冨田勲 月の光〜ドビュッシーによるメルヘンの世界」を聞いた。これはシンセ(MOOGⅢ)の音なのであまり期待していなかったが、結構よい音、デジタルっぽくない。これは驚き、当時シンセでこれだけアナログな音を出していたとは。当時もあまり気づかなかった。

しかし、結構古いレコードなので、例のプチプチ・ピチピチ音が...。仕方のないところ。そこで、デジタル配信でハイレゾ音源はないかと調べてみたら、それはなかった。ううむ残念。しかし、SACDはあったが、プレーヤがないし。その他で手に入って聞けるのはCDかMP3。

そのうち、手にいれて自前でハイレゾ化してみるかな。どれほど原音に近づけるかわからないが...。

復活

デジタルアンプの調子もいいようなので、念願だったレコードプレーヤPIONEER PL-50Lを復活させた。フォノアンプは以前NE5534で作ってはいたが、何しろ古くなり、電解コンデンサがおそらく経年変化を起こしてそうだっ … “復活” の続きを読む

デジタルアンプの調子もいいようなので、念願だったレコードプレーヤPIONEER PL-50Lを復活させた。フォノアンプは以前NE5534で作ってはいたが、何しろ古くなり、電解コンデンサがおそらく経年変化を起こしてそうだったので、また作ると時間もかかるので、とりあえず聞きたいので、オーディオテクニカの今は製造終了になっているフォノアンプAT-PEQ3を購入してつないだ。
ピックアップカートリッジは、 Empire 4000DIII

すると、なんだか音が小さい。昔からEmpire 4000DIIIはIM型のカートリッジで出力電圧もちょっと低めで、おとなしい鳴り方だったので、もっと出力電圧が高くて、元気な音がでるやつへ交換しようと、色々探した。たしかShureのV15TypeIIIがあったような気がしていたが、どうもない。だれかにあげてしまったか。Shureの音が好きなのだが、しかたがないので、あるものでMM型のものを見つけたら、SONYのXL-15とAudioTecnicaのAT-3があった。

たしか、SONYのXL-15はあまり使っていないと記憶しているので、針も奇麗かとこれを手持ちのAudioTecnicaのマグネシウムヘッドシェルに取り付け、プレーヤに取り付けオーバーハングや針圧の調整などをしていた。針圧は1.2g~2.5gとの規定なので、1.4gで最初やっていたら、どうも昔のダイレクト録音のLPで音がひずむので、1.2gにしたらよくなった。音も最初はがさついていたが、段々よくなってきた。結構デジタルの音並みの解像感がでてきた。なかなか良い。

これでやっとLPが聞けるようになったので、久しぶりにYumingの時のないホテルを聞いた。
なんだか今のご時世にぴったしの歌(時のないホテル)。時のないホテルとは日本のことかな。

イーグルスのホテルカリフォルニアと同じメッセージか。