FM用アンテナ製作-その後

この前作ったFMアンテナだが、のぼり用のポールを立てて、ベランダから離してみた。すると音質的にはよくなった気がしていたのだが、S/N比を見てみると、どうもかえって良くない30db程度。しかし、愛用のサウンドエディタ、So … “FM用アンテナ製作-その後” の続きを読む

この前作ったFMアンテナだが、のぼり用のポールを立てて、ベランダから離してみた。すると音質的にはよくなった気がしていたのだが、S/N比を見てみると、どうもかえって良くない30db程度。
しかし、愛用のサウンドエディタ、SoundEngine
■SoundEngineについてはここを(http://www.cycleof5th.com/)
を使ってスペアナ機能で眺めてみると、どうも、FMステレオ放送の19KHzのパイロット信号が高くなって、表示上はS/N比をわるくしているようだった。

音的には問題ないが、実際のS/N比を図ってみようと、LPFをかけてみた。FMステレオ放送の規格的には15KHzまでなので、15KHz以上はカットするようしてみた。

すると、19KHzのパイロット信号は消えて、

S/N比は43db程度に向上した。

これで、ノイズサプレッサー

をかませれば、52db程度はS/N比が稼げるようようになった。このくらいなら昔のサンパチツートラなみのS/Nだから、まあいいか。

これ以上は、やはり本格的にアンテナを立てて、FMチューナーを使わないとだめだろう。ラジカセにしてはようやっとるほうだ。

FM用アンテナ製作

ラジカセをパソコンにつなぎ、AMやFM放送を聴いているのだが、FM放送の方が、モノラルならそれほどでもないが、ステレオにすると結構ノイズがでるので、アンテナを作ってみた。 ダイポールアンテナだ。今回は簡単に作成してみた。 … “FM用アンテナ製作” の続きを読む

ラジカセをパソコンにつなぎ、AMやFM放送を聴いているのだが、FM放送の方が、モノラルならそれほどでもないが、ステレオにすると結構ノイズがでるので、アンテナを作ってみた。
ダイポールアンテナだ。今回は簡単に作成してみた。まず、アンテナ長の計算をしなくていはいけない。
こちらでは、聞きたい放送局が、77MHz~85MHzまでいくつかあるので、放送局分だけ作るのはたいへんなので、80MHzで計算してみた。
まず、光のスピードを周波数で割る。光のスピードは299792.5km/sとすると、波長は

299792.5÷80÷1000=3.747406m

アンテナ1つの長さは、

3.747406÷4=0.936852m

ラジカセのアンテナまでは、75Ωの同軸で引っ張るので、その分を補正して

0.936852×0.95=0.89m

だいたい89cmでいいようなので、
鉄線をカット、中心部分は、ゴムブロックにもくねじでとりつけた。それに同軸をつなげる。

ベランダに設置

さっそくためしてみた。
しかし、あまりS/N比は向上しなかった。だいたい36db位。
やはりラジカセでは限界かな。所謂FMチューナが必要か。
アンテナも、3エレ位に増やさないと。それにどうもベランダの物干し竿を通す金具に取り付けたせいか、周波数の低い方が受かりやすいようだ。木の棒でもっと金属から離してみなくては。
そこで、FMチューナーなるものは、まだあるのか探してみた。昔はFMチューナーと言えばトリオだったが、いまでも作っているメーカーはいくつかある。昔懐かしい名前がある。PIONEERなどは結構まだ力をいれているようだ。
まあ、ipodやポットキャストが流行る時代に、随分逆行しているなぁ...。