ヘッドフォンアンプのボリュームにガリオーム

症状

FX-AUDIO-PH-A1Jヘッドフォンアンプのボリュームにガリオームが出てしまった。ヘッドフォンの差し込み口も、回すとガリガリ音が出る。

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2021年9月に購入しているので、もう2年経った。まあそろそろ色々出てきてもいい頃か。

 

対処法検討

最初ボリューム交換やヘッドフォン端子の交換を考えていたが、ちょっとまったと色々と考えてみた。
ヘッドフォン端子の交換はさておき、ボリュームは8時か9時位のところでガリオームが出る。ここら辺がいつも使うところなので。
そこでアッテネータをかませてはどうかと考えた。なので、FX-AUDIO- AT-02J 高精度 ラインレベル アッテネーター ユニットを購入した。

また、パソコンからDAC(FX-AUDIO- FX-05J)を通じヘッドフォンアンプでヘッドフォンSONY MDR-CD900STで聞いているのだが、DACとヘッドフォンアンプの間はオーディオテクニカRCAケーブルAT564A 1.5mのものでつないでいる。
これがちょっと長くPC回りで無駄な感じで、長すぎるのも音が悪くなるだろうと、短いRCAケーブルを探したところ、モガミのケーブルで30cmというのがあった。価格もそこそこなので、これに変えることにした。

 

結果 アッテネータ無が良い

さあてとつないだのだが、試しにアッテネータを外して直付けにしたところ、やはりこちらが音が良い。
アッテネータをかますといくらモガミとはいえ、RCAケーブルの接点が増えるし、ヘッドフォンアンプのボリュームは11時から1時頃あたりと抵抗値は少ないところを通っているとはいえ、やはり1段薄いベールを被ったような音になる。なので、アッテネータはやめ、ボリュームのガリオームは何度かぐりぐり回していたら出なくなってきたので、これでいくことにした。そのうちボリュームやヘッドフォン端子を交換しよう。

使用OPアンプについて

なおヘッドフォンアンプのオペアンプはテキサスのNE5532から日清紡マイクロデバイスのMUSES8820に購入直後に交換ずみ。

 

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ヘッドフォンアンプ購入

ヘッドフォンアンプを購入した。Core i3 8100マシンが、一応出力は192KHz24bitになっている。マザボも結構オーディオ回路は基板は分離回路になっていて音にも力が入っている。なので、どういう音か気になって、ヘッドフォン(SONY MDR-XB600 2013年09月購入、結構古いもの)をつないでみたが、LineOutではヘッドフォンは鳴らない。当たり前か。

で、ヘッドフォンアンプを購入することにした。購入したのは、いつもお世話になっているNFJさんの「FX-AUDIO- PH-A1」

こいつはなかなか凝った回路で、基本OPアンプ駆動だが、終段はパワートランジスタがついており、しかもA級動作なので、音についても結構期待できる。

そして、ヘッドフォンアンプのOPアンプも交換してみた。
まずは、こういうものの定番、新日本無線のNJM4558DDにかえてみた。すると、元からついているテキサスのNE5532Pよりずっと柔らかくきめ細やか。価格は大量に出ているせいか数十円なのに意外といい音。だがちょっと金田のバイクのようにぴり切りすぎるような。続いて、本命のMUSES8820。こちらはNE5532とNJM4558との中間みたいな感じ適度に柔らかくて適度のきめ細やか。ピアノの音など重箱の隅までほじくる感じのNJM4558よりずっと本物っぽい音。やはりMUSESの方がいい感じ。

DIPソケットになっていたので、交換は簡単。

テスト動作の様子。

最初の数週間はエージングだな。回路基板にLEDがついてるのは、終段パワートランジスタのバイアス回路。LEDの電圧降下分だけバイアスがかかり純A級動作するようだ。パワートランジスタにはヒートシンクがついていて、結構暖かくなる。

まだまだエージング半ばなので、この感じは変わるかもしれない。MUSES8820はMUSESの中では最廉価版。もっと上のクラスも試してみたくなった。ただ結構お高い1個3千5百円はする。8820のおよそ10倍の価格。MUSESについては

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