NASその後

WindowsのPCは、この前から動かなくなったりと大変だったが、昨年末作ったNASは順調な稼働、PCデータのバックアップに役立っている。 ファイル共有ではずっと使っていたが、この前WindowsPCが壊れてから入れなお … “NASその後” の続きを読む

WindowsのPCは、この前から動かなくなったりと大変だったが、昨年末作ったNASは順調な稼働、PCデータのバックアップに役立っている。
ファイル共有ではずっと使っていたが、この前WindowsPCが壊れてから入れなおしていなかった、VNCによるリモート接続を設定しなおした。こちらも問題なく稼働。

3.5TBの容量のうち約半分はバックアップデータで使った。

今は冬なので、HDDの温度も25-26度位で安定している。

windows側からのファイル共有の様子。ネットワークドライブを割り当てた。
最初の1度、sambaサーバにログインすると、あとは資格情報を覚えさせておけば、いつでも自動的にログインできて使える。

DLNAサーバインストール

DLNAサーバはどうしようかと迷っていたが、結局入れてしまった。DLNA対応機器がないと意味がないとは言いつつも。 DNLAサーバは、「ReadyMedia (MiniDLNA)」というもの。 入れ方は、結構ややこしい。 … “DLNAサーバインストール” の続きを読む

DLNAサーバはどうしようかと迷っていたが、結局入れてしまった。DLNA対応機器がないと意味がないとは言いつつも。
DNLAサーバは、「ReadyMedia (MiniDLNA)」というもの。
入れ方は、結構ややこしい。

■ 必要なパッケージのインストール

# yum install epel-release

■ リポジトリの追加

# rpm -Uvh http://li.nux.ro/download/nux/dextop/el7/x86_64/nux-dextop-release-0-5.el7.nux.noarch.rpm

■ MiniDLNAをインストール

# yum install minidlna

途中公開鍵のインストール聞いてくるので、「y」キーを押す

■ 設定、confファイル変更点

userの設定「minidlna」と
公開フォルダー

/home/shared/video
/home/shared/audio

confファイルの設定、フォルダーは新しく作ってもいい、ユーザーの既存のフォルダーを使ってもいい。
DLNAクライアントから見えるDLNAサーバの名前「CentOS DLNA Server」の設定。もちろん名前は自由につけられる。

■ minidlnaの稼働設定

# systemctl start minidlna
# systemctl enable minidlna

■ ファイヤーウォールの設定
ポート1900 udp
ポート5000 tcp
ポート8200 tcp
に穴をあける。

■ 動作確認
ブラウザーでサーバにアクセスしポート8200を見て、表示が出れば動作OK

Windowsからは、ネットワークを開くと見えるはず。

アイコンを右クリックし、「Media Playerを開く」を選択すると、DLNAサーバ内のファイルが見えるはず。

その他、DLNA機器からアクセスしてみる。
スマホからはこう見える。X-plore経由。例のペンギンマークが見える。

NASの再構築

この前作ったNASだが、やはりRAIDでない分HDDクラッシュが怖い。なにしろ古いHDDばかり使っているので...そこで、500GBのHDDが3個あるのを思い出したので、2TBのHDDの1個を取り外し、外付けバックアップ … “NASの再構築” の続きを読む

この前作ったNASだが、やはりRAIDでない分HDDクラッシュが怖い。なにしろ古いHDDばかり使っているので...
そこで、500GBのHDDが3個あるのを思い出したので、2TBのHDDの1個を取り外し、外付けバックアップ用HDDとし、2TBのHDD1個と500GBのHDD3個、合計3.5TBでNASを再構築することにした。さすがに4台のHDDをマウントすると壮観。使用しているケースではこれが限界か。マザボのSATAポートも残り1つ。

OSを再インストール、sambaの稼働もOK。

消費電力は41Wと、HDDが増え、密集したHDDを冷却するためファンも稼働させたので、若干増えた。
再構築前にはDLNAサーバの稼働までやっていたが、これってあまり意味がないようだ。もともと家電用の規格で、DLNA対応機器がないと意味がない。DLNA対応のテレビやブルーレイレコーダなどもないので、まさしく意味がない。わずかにスマホで色々見れるくらい。しかしスマホならsambaの共有ファイルも直接見れるので、それとどう違うのか...??
対応家電を色々持ってらっしゃる方は、DLNAサーバは重宝するのかもしれない。
それよりもクラウド環境構築がいいような...??

今回のsambaの構築手順

sambaのインストール

[root@localhost ~]# yum install samba

samba用ユーザ(centos)の作成

[root@localhost ~]# useradd centos

samba用ユーザ(centos)にパスワードを設定

[root@localhost ~]# passwd centos

samba用ユーザー centos のパスワードを変更。
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
passwd: すべての認証トークンが正しく更新できました。

samba用ユーザ(centos)の設定

[root@localhost ~]# pdbedit -a centos
new password:
retype new password:
Unix username: centos
NT username:
Account Flags: [U ]
User SID: S-1-5-21-1204239262-578675828-4075209457-1000
Primary Group SID: S-1-5-21-1204239262-578675828-4075209457-513
Full Name:
Home Directory: \\localhost\centos
HomeDir Drive:
・・・ 中略 ・・・

sambaユーザ用共有フォルダー作成

[root@localhost ~]# mkdir /home/samba
[root@localhost ~]# chown nobody:nobody /home/samba

sambaの設定ファイルをviでオープン。ファイルの場所は

[root@localhost ~]# vi /etc/samba/smb.conf

変更箇所は以下の場所

Linux と Windows の文字コードの設定

unix charset = UTF-8
dos charset = CP932

windows側のワークグループ設定
使用しているワークグループ名を設定

workgroup = workgroup
server string = Samba Server Version %v

windows側から見えるサーバの名称

netbios name = centsvr

プリンタは使用しないのでOff

load printers = no
disable spoolss = yes

共有フォルダーの設定

[public]
comment = Public Stuff
path = /home/samba
public = yes
writable = yes
only guest = yes

共有フォルダーの設定

[public]
comment = Public Stuff
path = /home/samba
public = yes
writable = yes
only guest = yes

以上、設定が終わったら、sambaを起動

[root@localhost ~]# systemctl start smb
[root@localhost ~]# systemctl start nmb

今後サーバ起動時に自動でsambaも起動するよう設定

[root@localhost ~]# systemctl enable smb
[root@localhost ~]# systemctl enable nmb

ファイヤーウォールが稼働している時は、穴をあけるのを忘れずに。

永続も同様に

これで、windowsがわからネットワークで見えるはず。

資格情報を記憶するにチェックを入れておくと、次回からダブルクリックのみで入れる。

さて次はクラウド環境構築かな...

NASの制作

最近NASが流行っているようなので、NASキットでもと思っていたが、よーく考えたら、省電力CPU-Pentium G630TがH67Mマザーにはまったままであったのだった。早速あまっていた2TBのHDDを2個取り付け、イ … “NASの制作” の続きを読む

最近NASが流行っているようなので、NASキットでもと思っていたが、よーく考えたら、省電力CPU-Pentium G630TがH67Mマザーにはまったままであったのだった。早速あまっていた2TBのHDDを2個取り付け、インストールを開始。

OSはCentOS7にした。

LAN内なので、SELinuxはOffにして(コマンド後述)
ファイアウォールに穴をあけ。

動作確認のためApacheを稼働。なんだかApache稼働の確認HPがとってもかっこよくなっていた。

そして、有名なファイルサーバーサンバを稼働させた。しばらくLinuxをやっていなかったので、結構設定に手間取った。しかしなんとか稼働。4TB弱の巨大?な容量のNASが完成!!。電力消費量は32W程度。なかなか優秀なのでは。

今後は、クラウド環境(OwnCloud)とかDLNAサーバとかも入れてみるかな。
ただしRAIDではないので、HDDが壊れたらそれで終わり...。まあバックアップ用にこれでしばらくいろいろやってみよう。

sambaインストール

yum -y install samba

samba用ユーザ(centos)の作成

useradd centos

samba用ユーザ(centos)にパスワードを設定

passwd centos

samba用ユーザー centos のパスワードを変更。
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
passwd: すべての認証トークンが正しく更新できました。

samba用ユーザ(centos)の設定

pdbedit -a centos

new password:
retype new password:
Unix username: centos
NT username:
Account Flags: [U ]
User SID: S-1-5-21-1204239262-578675828-4075209457-1000
Primary Group SID: S-1-5-21-1204239262-578675828-4075209457-513
Full Name:
Home Directory: \\localhost\centos
HomeDir Drive:
・・・ 中略 ・・・

samba用ディレクトリ作成、オーナーチェンジ

mkdir 作るディレクトリ(例 /home/samba)

chown nobody:nobody 作ったディレクトリ

viなどで、設定ファイル(smb.conf)を設定する。
設定ファイルの場所は(etc/samba)の中

Linux側日本語文字コードとWindows側日本語文字コードの設定

unix charset = UTF-8
dos charset = CP932

Windowsのワークグループの設定と、Windows側からの表示名の設定

workgroup = xxxx
server string = Samba Server Version %v

netbios name = LinuxSamba

LAN内部からのみアクセスできるように設定。IPアドレスは運用するLANに合わせてください。

hosts allow = 192.168.1. 127.

Public公開の設定

[public]
comment = Public Stuff
path = /home/samba
public = yes
writable = yes
only guest = yes

sambaの起動

systemctl start smb
systemctl start nmb

sambaの自動起動設定

systemctl enable smb
systemctl enable nmb

selinuxはLAN内なので稼働停止

setenforce 0

selinuxの設定をいじって、今後動かないようにする。viなどで設定ファイル(selinux)を設定。設定ファイルは(etc/sysconfig)の中にある。

SELINUX=disabled

Windows側からネットワークを見ると、サーバーが見えるので、samba用に作ったユーザー名とパスワードを入力して、サーバーに入る。資格情報の記憶にチェックを入れておくと、次回から入力しなくてもアクセスできる。