川棚温泉青龍伝説

川棚駅前には時計台があり、それに青い龍が巻きついてる。なぜ青い龍なのか分からなかったが、やっと分かった。どうも神話に沿っているようだ。この龍、近くで見ると結構かわいい。 その神話はつぎのよう。 今からおよそ1400年前、 … “川棚温泉青龍伝説” の続きを読む

川棚駅前には時計台があり、それに青い龍が巻きついてる。なぜ青い龍なのか分からなかったが、やっと分かった。どうも神話に沿っているようだ。この龍、近くで見ると結構かわいい。
その神話はつぎのよう。
今からおよそ1400年前、欽明天皇の時代、この北浦地方一帯に大きな地震が起こり、川棚の一大沼地に住んでいた沼地の主である青龍が地震のために死にました。
里人たちは、青龍の死を哀れに思い青龍権現として神に祀り、青龍の霊を慰めるため、神前で太鼓を打ちならしました。すると、不思議なことに、青龍の住んでいた跡から温泉がこんこんとわき出ました。
青龍太鼓は、温泉を残してくれた青龍のご恩返しとして、川棚温泉の若者や子供たちに受け継がれて、毎年、4月の温泉まつりになると松尾神社(権現さん)の神前で盛大に披露されています。