Ubuntuインストールの備忘録 その4
〇その他インストール後にすること
端末でインストール後に行うことが色々あるので、それをまとめておく。
1.アップデートの確認
ログイン後の画面にアップデートの有無が表示もされるが、一応端末でログイン時毎回チェックすると良い。aptコマンドで行う。
$ sudo apt update
なにかアップデートがあると、表示されるので、その時はそのアップデートをインストールする。
$ sudo apt upgrade
2.sshのインストール
sshはubuntu以外のマシン、例えばWindowsマシンからテラターム(Tera Term)等でコマンド入力できて色々便利なので入れておく。
$ sudo apt install openssh-server
そして、sshサーバの起動の設定と、稼働状況の確認。
$ sudo systemctl start ssh
$ sudo systemctl status ssh
3.ファイアウォールの稼働状況の確認
Ubuntuの場合ファイアウォールは稼働してないことが多い。しかし、一応確認しておく。
$ sudo iptables -L
Ubuntu用のファイアーウォール(ufw)も稼働しているかチェックする。
$ sudo ufw status
非アクティブと出れば稼働してない。
ファイアウォールは、もしLAN内のみでなく、外部のインターネット環境からもUbuntuのマシンにアクセスできるようにするならば、設定や稼働させることが必要。でないと、先ほど稼働させたsshなど、大量のアクセスアタックが来てUbuntuの中の設定を変更されたり、ファイルを狙われてしまうので注意が必要。
4.IPアドレスの固定
UbuntuマシンをsambaでNAS運用する予定なので、IPアドレスを固定しておく。設定は、画面右上のネットワークのアイコンをクリックする。
すると一覧がでるので、その中から「有線」をクリック。
そして、「有線設定」をクリック。
すると、ネットワークの設定画面となるので、「有線」の欄の右のギアマークをクリック。
すると、「有線」の設定画面となるので、「IPv4」のタブをクリック。
IPv4メソッドの手動をクリックすると、その下にアドレス欄が現れるので、そこに設定したいIPアドレスを入力する。IPアドレスはWindowsマシンのIPアドレスやルータのLANアドレスの割り振り設定を参考にして決めると良い。WindowsマシンのIPアドレスとはダブらないようにする。
設定が終わったら、右上の緑色の「適用」ボタンをクリック。
ちなみに設定したアドレスは192.168.0.101、ダブらないよう100番台にしておいた。DNSはゲートウエイのアドレス(上記のアドレスの場合だいたいゲートウエイは192.168.0.1)で良い。しかし有名なgoogleのフリーのDNSサーバのアドレス、8.8.8.8,8.8.4.4にしておいた。
すると、前の画面に戻るので、一旦「有線」の欄のスライドスイッチをOFFにして、有線LANを無効にして、しばらく(数秒)してからまたONにする。これで設定が反映される。
つづく
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